離乳食 ささみ 鶏肉

鶏肉と抗生物質と耐性菌

鶏肉を含む肉類は、良質のタンパク質源ですが脂肪も多く含まれているために消化吸収の未熟な離乳食初期には、まだ与えません。

 

ささみ

離乳食中期以降になると、低脂肪で消化吸収のよい鶏のささみから少しずつ与えていきます。

 

ささみに慣れてきたら、レバーや皮を除いた鶏の胸肉、そのひき肉、牛の赤身肉、最後に豚肉の順に段階的に与えていきます。

 

いずれも離乳食に使う肉を選ぶ際は、脂肪の少ないものを選ぶのが大原則です。

 

さて、ささみを含む鶏肉を選ぶ際の安全面の注意ですが、これについてはの場合と同じ様なことになります。

 

つまり、飼育環境と飼料(エサ)がどのようなものかという点をチェックする必要があるということです。

 

食肉用の鶏(ブロイラー)は、養鶏場のようにケージで飼われることはありませんが、やはり超過密状態で飼われることが多いようです。だいたい畳一枚の広さに30羽から50羽飼われるようです。

 

このような過密な環境で飼うと病気が蔓延しやすいために、ブロイラーはヒナのときから多種類の抗生物質を与えられながら育ちます。

 

その結果、今問題となってきているのが耐性菌です。

 

抗生物質の使いすぎで逆に細菌が突然変異により強くなっていき、どんな抗生物質も効かない耐性菌が生まれてきているのです。耐性菌は鶏に限らず、牛や豚などの家畜についても同じ問題が生じてきています。

 

耐性菌をもつ肉を食べて人間の体内にも耐性菌が入り込むとどうなるでしょうか。

 

もしそれが原因で感染症にかかったときに、病院で処方される抗生物質が効かないということになるのです。最悪の場合は、あきらめるしかありません。

 

ですから、離乳食で使う肉類は加熱することが絶対条件ですが、加熱しても耐性菌が出す毒素までが死ぬわけではありません。

 

そして、この毒素が健康ダメージにつながります。つまりは、耐性菌を持つ可能性の少ない健康な鶏の肉を探すことのほうが大切ということなります。

 

耐性菌が増えない飼育環境は、過密に飼われておらず、鶏が病気になりにくい環境です。エサにも安全な原料のみが使われており、抗生物質は混ぜられていません。

 

離乳食で使う鶏肉は、できる限り飼育状況がはっきり分かるところから入手しましょう。

 

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